EasyでReasonableでNOSのNODS-DAC その1



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もう、かなり前に買って仕舞い込まれていたDACチップ、TDA1543です。
New Old Stock(?確かこう言ったような)でNon Over SampringなDACです。
多分買ってからも2年くらいは経っているような。

簡単に、安くDACが作れそうと思い買いました。
そして、電気電子回路に疎いので中々重い腰が上がらず、
3ヶ月ほど前に、なんとか重い腰が上がりました。

上の写真の左側下のUSBコネクタが付いた基板、Haigaさんより頒布してもらったUSB-DACですが、
これはDACとしてではなく、アナログ回路は作ってなく、デジタル信号(I2S)を取り出しています。
そのブログで、TDA1543のトランジスタ式IV変換回路が紹介されていました。
大元は、Greece7さんでTDA1541用に考えられたもので、TDA1543用にアレンジされています。
作られた人は、すごくいいと評価されていて、
なぜかこれなら作ってみようと思ったのが4ヶ月ほど前でした。

それで作ったのが、写真上の真ん中に少し小さい基板がそれです。
これは電源電圧が8Vの設計で、トランジスタ2個と抵抗が8個、電解コンデンサが2個、フィルムコンデンサが2個(実際には6個使用)で作れます。

時間が… つづく

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中央の基板が8Vバージョン、左が8V、5Vの3端子レギュレータ基板

聞いた感想は、私的にはAD1852-DACとの比較で、少しこもったように感じますが、
1曲聞かないうちに差が分からなくなります。聞きやすい、落ち着いた音と感じます。
くたびれ始めた耳と脳には、心地よく聞けます?

正直、あまり自信がありませんが。

今の私のオーディオ機器とPCオーディオでは、まあ良いのではと思ってます。

20?年ほど前の古いICで、私がDACを作れてしまう
こんなに嬉しい事はありません。

なので、この次に最初の写真の5Vヴァージョンを立て続けにつくりました\(^o^)/
つづく。



今日は、久しぶりに天気が良かったので、下の写真を。

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少しの海越しの、立山連峰