遅蒔きながら、「トランス式USB-DAC」をつくりました

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もう半月程たってますが、オークションでライントランスを手に入れることができたのでつくってみました。

この物自体は、ぺるけさんのHPを筆頭にあちこちにあるので、知っているかたも多いでしょうし、
どんなものかは割愛して、記録として投稿します。

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このDACは、ほどんどのかたがAKI-DACを使っておられますが、PCM270Xシリーズが使われているUSB-DAC4台も持っているので、
手持ちのVICS製のUSB-DACを使います。表面実装基板ではないのでハンダ付けが簡単なのと、zobelフィルターという回路が使えたからです。
そのほかの部品は、ラグ基板で配線し3時間ほどで完了。

早速の音出しですが、正直な感想は何とも不思議な音でした。
楽器の音が妙に生々しく感じました。弦楽器の音が特にそう思えました。ボーカルは逆に後ろへ下がったみたいですが。クリアな音ではないと思います。
クラシックを聴いてみました。今までにない聴こえ方です。楽器それぞれの音が聴こえるようです。
小さな音でもはっきり聞こえます。
何か曲の雰囲気が違うように感じられる事が多々あります。

今までは、あまりクラシックを聴きたいと思わなかったのですが、良いです。いろいろ聴いてます。
J-POPは、TDA1543のほうが、好みだと思っていたのですが、耳と脳が慣れたのか、どちらも良くなってきました。

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今はこうなってます。
TDA1543用のPCM2706を使ったUSB-DACから出力してます。この基板は、ほんとはHPA用なので
簡単にアナログ出力が取り出せます。

今回のトランスは、600Ω:600Ωなのでやっぱり推奨のトランスが欲しくなりました。
ホントに高価なんですよね。

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我慢できずに、届いてすぐに音出ししてました。